時代の変化とともに主なコミュニケーション手段が、メールからSNSに移り変わってきています。
このような時代でユーザーに最適なコンテンツを届けるためにも、近年は双方向のコミュニケーションケーションが取れる「LINE＠」が注目されています。
メール配信からLINE＠を使った配信に変更することで、到達率や開封率、成約率を大幅に改善できたという事例も多く挙げられています。
そこで今回は、そのLINE＠の機能を広げ、さらに効果が期待できる「Lステップ」というツールについて詳しくご紹介いたします。
LINE@だけでは物足りないという方、もっと細かいマーケティング戦略を立てたい方はLステップを自由に使えるようにしましょう！
最後までご覧ください。
1.そもそもLステップってなに？
Lステップとは、LINE@の配信システムの標準機能を拡張するツールのことです。
このLステップを利用すると、より効果的なマーケティング活動を行うことができるんですね。
実際には、メルマガ配信システムで利用できたようなステップシナリオ配信や、リマインダ配信、ユーザーごとにリストを絞り込んで配信できるセグメント機能などのほか、流入経路分析・顧客管理など様々な機能があります。
では、このような機能が備わっているLステップを導入することでどんな効果が見込めるのでしょうか？
1-1.なぜLINE@だけでなくLステップを導入するのか
冒頭で、メルマガからLINE＠に変更することで到達率や開封率、成約率を大幅に改善できるとお伝えしました。
実際にメルマガからLINE＠に変更し、開封率が最大20倍になったという事例もあります。
ですが、実はこのLINE＠にも弱点があります。
それは「詳しくセグメント分けできない」という点です。
セグメント分けとは、「興味のあるジャンル」「購入前や購入後」「関心度合い」などのターゲットに適した絞り込みを行うことです。
皆さんも女性向けのダイエット情報が知りたいのに、男性向けのダイエット情報がたくさん送られてきたら迷惑ですよね。
反対に、女性向けの情報のみ、しかも痩せたい部位の配信が重点的にされていたら、もっと情報を知りたくなりませんか？
このようにターゲットに適したメッセージと、そうでないメッセージとでは開封率や反応に大きな差が出てきます。
しかしこのような「詳しい絞り込み配信機能」や従来のメール配信システムのような「ステップ配信による自動化」という機能がLINE＠には備わっていません。
1-2.これらが解決できるのがLステップ
上記のよなLINE＠にない機能を補うことができるのが、Lステップです。
Lステップでは、自動ステップ配信やセグメント配信、さらにはユーザーの管理や配信効果の計測などを、メール配信システムのように行うことが可能です。
開封率と到達率の高いLINE＠で本格的なメールマーケティングの機能を実現できるのがLステップなのです。
Lステップでは、顧客ごとに違うメッセージを送ることができる為、選択肢によって、興味のあるジャンルのシナリオへ分岐させることもできますし、通販業界などではクロスセルさせたい商材の案内や、定期購入への引き上げ、予約商品の入荷情報など、ユーザーに合わせた情報を届けることができます。
このように、ユーザーに合わせた情報を届けることができれば、開封率とクリック率、成約率などの効果が高まります。
2.Lステップでできる主な機能
ここまでで、LINE＠で足りない機能をLステップで補うことができるということはご理解いただけたことでしょう。
また、Lステップを使えば自動ステップ配信やセグメント配信、ユーザーの管理や配信効果の計測などを行えることを紹介しましたが、実際にはどのような機能で、どういったことができるのか気になるところですよね。
ここからは先ほど紹介したLステップの機能に加え、その他の機能を詳しくご紹介していきます。
2-1.便利な配信機能
まずは配信機能についてです。
Lステップは主な配信機能が３つあるのですが、
①セグメント配信
②ステップ配信
③リマインド配信
以上になります。
それでは上記３つの配信機能を詳しく解説いたします。
①セグメント配信
セグメント配信とは、配信リストから「特定の顧客に向けてメッセージ配信する機能」のことで、対象となる顧客を条件で絞り込みすることができます。
例えば「20代男性のみ」「前回の来店が半年以上前の顧客のみ」「○回以上購入したリピーターのみ」のように、顧客をグループ化し属性に合わせた内容のメッセージ配信をします。
この絞り込み機能ですが、LINE＠では
・性別
・年代
・住んでいる都道府県
・友達になってからの期間
・利用しているOS
上記5つの項目でしかセグメント配信できないのに対して、Lステップを利用すれば、LINE友だちをグループ分けすることができます。
主に、
・リピーターのみに配信
・新規顧客のみに配信
・クリックした人にのみに配信
・アンケートに回答した人のみに配信
・事前に決めたキーワードを入力した人のみに配信
など様々なセグメント配信が可能です。
リストをうまくセグメントすることができれば、ユーザーの興味関心の高い情報をお届けできるため、一斉配信よりも高い反応率が見込めます。
また、読者に合わせた配信を行うことは、ブロック防止にもつながります。
このようにメッセージ配信の効果を高めていきたい場合、セグメント配信は必須の機能と言えるでしょう。
②ステップ配信
次にステップ配信機能ですが、この機能は友だち登録や商品購入、サービス体験などの、あるアクションを起点として「事前に設定したスケジュールで、事前に作成したメッセージを、自動で配信」する仕組みです。
自動配信で継続的にお客様に接触（情報提供）できますし、配信側も負担にならないという利点があります。
Lステップではシナリオ配信という機能があり、このようにあらかじめ登録したメッセージ（シナリオ）を、決められたタイミングに自動で配信することができます。
自動配信で継続的な接触をすることで、お客様から好感と信頼を獲得することができ、リピート率UPにもつながります。
また、購入のお礼や企業理念、お知らせなど、伝えたい情報を1通のメッセージでまとめるとどうしても長文となってしまいます。
そこで何通かに小分けすることで、読者への負担を軽減することができ、先ほどと同様にブロック防止にもつながります。
③リマインダ配信
リマインダ配信は、「登録した日付から逆算して自動で配信」する機能です。
ゴールとする日付から逆算して、何日前にどのようなメッセージを配信するかの設定ができます。
例えば、
・セミナー予約締め切りの一週間前
・休業日の3日前
・新店オープン1日前
など、複数のメッセージ内容を自動配信することができます。
2-2.顧客の情報を細かく管理
Lステップの配信機能について詳しくご紹介してきましたが、Lステップでは顧客情報の細かい管理が可能になります。
その為、LINE＠で得た情報と、新たに取得した個人情報を紐付けた形で効果的な配信に繋げることができます。
また、その情報からユーザーをタグ条件などでグループ分けして管理することも可能です。
顧客情報を管理するツール等を持っていない方は、Lステップを使って顧客の管理をすることも可能なので、導入すれば必ず活用するようにしましょう。
2-3.その他にも様々な機能がある
Lステップには「スタートプラン」「スタンダードプラン」「プロプラン」の３つのプランが用意されています。
また、初めてLステップをご利用する方（新規登録）は初月無料で利用できます。
このようにプランによっては
・URLのクリック測定
・コンバージョン
・サイトスクリプト
・リッチメニュー
・クロス分析
・流入経路分析
・スタッフ権限設定
など、さらにマーケティング効果を高めてくれる機能も利用できるようになります。
3.使いこなすことができれば最強のツールだった！
Lステップは、ユーザーに合わせた効果的な配信ができるのはもちろん、顧客の管理もできたりと、使いこなすことができれば高い効果を望むことができる、LINE＠機能拡張ツールです。
メール配信システムのように、自動ステップ配信やセグメント配信ができ、さらにはユーザーの管理や配信効果の計測などが可能なLステップは、開封率の高いLINE＠でより効果をもたらしてくれることでしょう。
メール配信からLINE＠に変更したい、LINE＠の配信効果を高めたいという方にはLステップはとてもオススメです。
ぜひこの機会に、存分に活用しましょう！
マケつくではLステップを使ったマーケティングを数多く行っています。
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