インターネットビジネスにおいて集客はとても大切です。
いつでも、どこでも、一気にたくさんの人にアプローチできるのがインターネットの良いところです。
一方で、実際にビジネス、商品、コンテンツの集客をしようとすると、簡単な事ではありません。
使う媒体やツール、扱う商品やサービスによって最適な方法があります。
今回は特にSNSを用いた集客について説明をします。
SNS集客に大切なこと
SNSはブログやメルマガ等とは異なり、単なる1対多の一方通行のコミュニケーションではありません。
その事を理解すれば、SNSを使った集客で重要な事が明確になります。
まず、集客で大切なことは何の目的で集客をするのか?
ビジネスで集客をするのであれば、ターゲット顧客を明確にする事が重要です。
インターネットを用いた集客の手段は、ブログ、メルマガ、SNSなどいろいろな方法があります。
その中でSNS集客で重要な事を明確にしていきます。
TwitterなどのSNSには、インフルエンサーと呼ばれるたくさんのフォロワーさんを保有するユーザーがいます。
数千人のフォロワーさんを有するナノインフルエンサーと呼ばれる方もいます。
もちろん企業も費用や時間を投資して、大量のリスト(フォロワーさん)を保有しています。
新規ビジネス参入者や個人が、大企業やインフルエンサーのように既に大量のリストを持っている競合に対して、SNS集客でどのように戦うのか?勝てる戦略があるのか?
勝てる方法があります。それは、局地戦、まさに弱者の戦略をとる事が勝つポイントになります。
弱者の戦略とは
弱者の戦略とは、マーケティングの世界では「ランチェスター戦略」とか、「小が大に勝つ戦略」などとも言われます。
経営の世界で言われるが、小さな会社が大きな会社と同じ事をやっても絶対に勝つことはできません。
5人の家族経営の中小会社が、2,000人の企業に真っ向勝負しても勝てません。違う戦略を取る必要があるのです。
これはSNS集客においても同じです。
弱者の戦略で大事になることは何なのか?
ずばり、それは一点集中です。一点突破、一点に絞る事が成功の秘訣になります。
特に以下の3点において、1点集中する事が重要です。
③時間
→集中して時間を使う。使える時間の長さ、反応の速さなど時間で差別化する。
これらの1点集中で、圧倒的な商品、テーマをターゲット層の人に届ける事ができると、感激を与える事ができて強い共感や感謝が生まれるのです。そこが成功への第一歩です。
この効果は1点集中、弱者の戦略を取らないと、なかなか手に入れる事ができないのです。
戦略なき努力はムダ
弱者の取るべき戦略は、ひと言で言えば、強者が手を出さない、言葉が悪いですが「馬鹿にするような」手間がかかる泥臭い方法を取る事が成功ポイントになります。
強者が取るようなクリーンで一般的な戦略をとって、強者と同じ土俵でひたすら努力を重ねてもその努力が報われる可能性が低くなるのです。
もしくは強者の戦略を取るために、資金をためて準備をして、それから戦いに臨むような準備に時間をかけてもいつまで経っても強者と同じ土俵に上がることは困難です。
弱者は弱者ととしての正しい努力をすべきなのです。
成功者の実績からわかる事があります。
それは世間の常識=強者とは真逆の戦略を取る事で成功を手に入れています。
「弱者の戦略」をとれば、戦略無き相手に負けない。
時には戦わなくして勝てる。敵がいても負けない。弱者なのに強者の戦略を取るライバルは競合ではないのです。
がむしゃらに時間をかけて、1日24時間かけてもターゲットがずれていると時間の無駄遣いに終わってしまします。
「弱者の戦略」とは「強者の戦略」の逆なのです。
Twitterで弱者の戦略を実践する
SNS集客において、より広い読者を扱い、さらにオープンな環境の中で、とことん顧客を絞って、弱者の戦略を思う存分活用できる場はTwitterにあります。
それでは、ここまでで説明してきた「弱者の戦略」をTwitter運用に当てはめて考えてみましょう。
Twitterにおいてポイントとなるのは、自分が何者か?ターゲットをどう設定するのか?ツイート、リプ、フォローなどツイッターでできる行動をどのように活用するか?
ここが重要なポイントになってきます。
弱者の戦略において、重要な3項目をTwitterではどのように対応するかを説明します。
①商品、テーマ
自分が発信するテーマを明確にします。
プロフィールと明確に設定しましょう。
Twitterの有効なプロフィール設定はこちらを参考にしてください。
②客層、読者
特定の読者層に絞りましょう。
ペルソナ設定を明確に行い。
ツイート、リプなど対象とする読者をグッと絞って設定しましょう。
「30代の男性会社員」などぼやっとしたターゲットではなく、
✔︎1歳年下の妻と、6歳と4歳の息子、の4人家族
✔︎年収600万円✔︎都内マンションに在住✔︎趣味はカメラ撮影
✔︎好きな食べ物は焼肉
✔︎好奇心が高く、活発な性格
このように明確にかなり狭い範囲で、1人レベルに絞ります。
③時間
→個人でやる場合、24時間自分でやる時間を決めれます。
ターゲットが活発的に行動しそうな時間を狙って、ツイートをする。
さらにターゲットのツイートには素早くリプライを送る。
使う時間を決めて、集中してさらに素早く相手に反応をする行動をします。
スマホの通知設定を使って、ターゲットユーザへの反応するまでの時間を短くすることも効果あります。
プロフィールで差別化して、検索でピンポイントでターゲットを狙う。
検索の方法については、こちらも参考にして下さい。
そして、リプ、ひたすらリプで個人と密度の高い交流を繰り返す。
既にフォロワーが増えてしまっているインフルエンサーは一人一人にそこまで時間を使えないので、今から始める場合はその点で差別化ができる。
だから、競合とは違うところで戦う事ができます。
LINEへ誘導する事でさらにファン化を濃くする
SNS集客において、読者さんとの交流をさらに濃くして、ファンになってもらうためにはよりクローズドな環境で交流する事が重要です。
Twitterでのツイートやリプライでの交流は他の人も見れるオープンな交流になります。
TwitterにはDMという1対1で交流できるツールもありますが、DMはいろんなメッセージ、中には不快なメッセージが不特定多数に送られていることもあって、一般的に読者さんのイメージが良くありません。
より濃い交流をするためには、TwitterからLINEへ誘導して、ライン上で交流を深める事が有効的です。
複数の読者さんに対して、対応をするには公式LINEが適しています。
公式LINEの始め方についてこちらを参考にして下さい。
絞るほどに効果が大きい
以上のように、SNS集客おいて取るべき戦略の説明をしてきました。
最後に、大事な事を1つ説明します。
SNS集客を新規に始める。個人で始める際には特に弱者の戦略を取る事が重要です。
そして、その時にターゲット顧客を明確にしてファイン化を進めていくのですが、その際にアプローチするユーザーは明確に絞れば絞るほど効果が高いと言う事です。
ペルソナを明確にするほど成功確率が高くなります。
その理由は、ターゲット層を1個人レベルまで絞ることによって、相手から共感を得る可能性がグッと高くなり、さらにファンになってもらいやすいからです。
1人をファン化できるということは、その1人に似た人がさらにファンになってくれます。
この反応成果がわかれば、展開をしていくことで結果を広げていく事が可能になります。
ターゲットを絞るほどに上手くいく確率と、成果が出るスピードが速くなります。
ぜひ、今回の記事を参考に、SNS集客にチャレンジしてみてください。