SNSマーケティンを行う際、皆さんはどのSNSを使っていますでしょうか?恐らく個人であれば拡散力が強いTwitterを使われる方が多いかと思われます。
そこでinstagramのイメージを聞くと恐らく『拡散力が低い』『マーケティング運用には向いていない』などあまりinstagramの魅力を理解していない方が多いと思います。
そこで今回、instagram広告によりどのようにマーケティングに活用するのかなどを詳しく解説していきますね!
instagramの特長
まずはinstagramの特長に説明しますので、instagramに関してのイメージを持って頂けたらと思います。
✅ユーザー層が10代~30代後半までの若い世代が中心
✅画像や動画の投稿がメイン
✅商品の紹介や販売が可能
✅Twitterなどに比べ拡散力が低い
instagramはTwitterなどに比べ、『いいね』『コメント』『シェア』などによる拡散力が弱めで、ハッシュタグによる露出が多くなる事が多いです。
ですので、instagramを上手くマーケティングに活用するには広告が大切になってきます。この後は、instagram広告の基本を解説していきたいと思います。
instagram広告の種類
instagram広告の種類には大きく分けて3つあります。
①フィード
ホーム画面のフィードです。タイムラインに出すことができ、写真だけで見せる事も出来れば動画も見せる事が出来ます。さらに複数の写真を表示させることもできるのがフィードです。
②発見
検索するときに使います。発見タブの所に表示させることができる。
③ストーリーズ
instagram画面上のストーリーズの所に数秒間表示させることができます。
instagram広告の強み
ここからはinstagram広告はどのようなものなのか、TwitterやFacebookなどと比較しながらinstagram広告ならではの強みを紹介していきます。
✅実名情報を元にした精度の高いターゲティング
✅全画面でインパクトがある広告を表示できる
✅シームレスな広告配信
①実名情報を元にした精度の高いターゲティング
これはinstagram広告だけではなく、Facebook広告にも言える事です。実名でかつどのような人が使っているのかを情報として持っているため、ターゲティングの精度が非常に高いです。
例えば年齢。Twitterの場合、設定はできるが年齢という情報は持っていないので精度としてはあまり高くありません。
それに比べ、instagramやFacebookは年齢を入れている人が多く、詐称してるような人も限りなく少ないのでより高い精度で広告出稿が可能になります。
また年齢だけではなく、出身高校や出身大学、学歴やキャリア、さらに趣味趣向などより高い形でターゲティングができます。
ターゲティングの技として、カスタムオーディエンスという設定ができます。どのような設定かというと、メールアドレスや名前、個人情報を活用してターゲティングをすることが可能です。
ですので、顧客情報やイベント参加者のリストなど何かしらの形でリストがあれば、そのリストをinstagram広告に活用することができます。
具体的にはイベント参加者に対して広告を表示させることが可能になります。
またイベント参加者だけではなく、その人とやり取りをしているような繋がりのある人、類似しているような関係者に対しても広告を表示させることが可能になります。
例えばFacebookに関しては実名制なので、繋がりが比較的に見えやすいため、カスタムオーディエンスの質の高さが比較的高いと言われています。
これはもちろんinstagramにも応用しているので精度の高いターゲティングが可能になっています。
②全画面でインパクトがある広告を表示できる
instagramを使っている方はパソコンではなく携帯からのアプリの方が多いかと思います。これはTwitterやFacebookもアプリの方が多いかと思いますが、その時にどれが一番インパクトがある広告だと思うでしょうか?
恐らくInstagramと答える方が多いのではないでしょうか。何故ならTwitterの場合、テキストだけになりますし、ツイートが複数あるため、埋もれてしまう事が多いと思います。同様にFacebookでもタイムラインの中だと目立ちにくいかなと思います。
それに比べInstagramの場合、特にストーリーズだと、全画面かつ数秒間みられるという状態にできるので記憶に残りやすくインパクトがでる広告ができるかと思います。
ですので同じ広告でも、クリックされる回数や、記憶に残るなどの広告効果がTwitterやFacebookに比べinstagramの方が人気かつ効果が出るのではないかと思います。
③シームレスな広告配信
これはinstagram広告からECにすぐに飛べるやブランドコンテンツの方に飛ばす事ができるなど移動がスムーズにできるというところです。
広告はクリックしたらLPなど違うサイトに飛んでしまい、雰囲気などの違和感を覚える事が多いかと思います。その点instagramはクリックしたら、サイトに飛ぶことは勿論あるが違和感なく広告に行くような形や、広告を広告と見せない形が非常に上手いのです。
具体的にはECの場合、商品のリンクを貼っておくものの、instagramの中で商品ページがあるように見せる事ができます。
最後の決済や商品詳細の所でサイトの方に飛ぶが、そこでもサイトの雰囲気とかが変わらないような形にして自然とECに飛ぶことができるところがシームレスな広告配信ということです。
他にはインフルエンサーに対してPRしてもらう場合、これも広告のように見えない形で広告を打つことがinstagramでは可能となっています。
これらのことから、TwitterやFacebookと違ってinstagramの広告は、普通の投稿に非常に馴染みやすく、違和感がなく広告を打てる、さらにはストーリーズの機能により数秒間、インパクトの残る広告を打てるところが特徴でもあります。
Instagram広告の弱点
ここまで3つのinstagram広告の強みを紹介してきましたが、もちろん弱点も存在します。
✅ジャンルによる相性の良し悪しがある。
✅拡散性が低い
①ジャンルによる相性の良し悪しがある
Instagramの場合は比較的女性の方が利用しやすく、比率で言っても女性の方が少し多い傾向にあります。
そのため商品の場合、アパレルや化粧品などのライフスタイルよりの商材の方がinstagramの世界観と合うかと思います。
TwitterやFacebookだと多少のユーザーの相性の良し悪しはあるものの、instagramの方が良し悪しの振れ幅が大きい印象があります。
②拡散性が低い
Twitterの場合はリツイート機能により爆発的な拡散力が見込めます。Facebookでもシェア機能で拡散ができます。
それらに比べinstagramの場合、爆発的な拡散を狙う機能がないため、他の媒体に比べると拡散性は低いので、拡散を狙った広告というのを打つことができないといった感じです。
まとめ
ここまでinstagramの広告について解説してきましたが理解いただけましたでしょうか。
instagram広告は、他SNS、TwitterやFacebookなどと比較してみても、ストーリーズなどの機能により広告が埋もれてしまうことが少なく、インパクトの残る広告を打つことが可能となっています。
それにより、クリックされる回数なども多く、記憶に残りやすいためマーケティングには非常に効果的です。
皆さんも積極的にinstagram広告を活用しビジネス拡大に役立ててみてはいかがでしょうか。